03 等圧線は東へ

Leaf「暑い」


 駆け出しの冒険者として、日々修行に精を出しているリーフ。最近のプロンテラは、妙に気温が高く、とても暑いです。
 プロンテラの南広場では、冒険者たちの暑さに嘆く声がよく聞かれます。

 しかしそれはそれ。メガネをかけた知的(に見えるだけ)な彼女にとっては、そんな暑さすらも今日の方針を決める一要素でしかありません。

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 さあ、どこへ往こうか。リーフは今日も立ち上がって、あたらしい景色を求めて旅立つのでした。


 今日、目指すは東。
 深緑の森に囲まれた、弓手の都市、フェイヨンです。
 
 
 
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 途中で出会った敵に、前回のりべんじを果たし。
 
 
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 あたらしい未知の敵へと好奇心を抑えつつ。
 
 
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 弱そうな敵にちょっかいを出しては返り討ちに遭い。
 
 
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 やっぱりさっきの好奇心を抑えきれなかったらひどい目に遭い。
 

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 やっと砂漠を越えて、緑の土地。強そうなヘビに、遠くから先制攻撃をしかけてみたら。
 

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 詠唱した瞬間に敵は、んにょ~っと、速い動きでこちらへ接近。
 

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 一撃で、リーフの冒険を終わらせてしまうのでした。
 
 
 
 
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 再度、暑さにうなだれながらもプロンテラを出発。
 水のみえる風景に佇みながら、リーフは考えました。


Leaf「敵に手を出さずに歩こう」



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 敵の方から手を出されました。
 
 

Leaf「もうめんどくせえからカプラさんつかうよ(´;ω;`)」
 
 

 ――――そうして。リーフはその土地に降り立ちました。

 リーフの目の前には、木漏れ日の光と、風に揺れる影。
 深緑の、山岳都市。フェイヨンです。

 葉擦れの音のなかに、リーフ自身の足音。耳に心地よい、自然と人間の生活の音。
 プロンテラとは雰囲気がまったく違う、その街で。

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 プロンテラの冒険者たちの、過剰精錬の悲哀。それとおなじものが、ここにもあるのでした。


Leaf「いつかここで森林浴をしながら過剰精錬しよう」

 はたして森林浴を楽しむ気分で居られるかどうか。



 リーフはフェイヨンの街を、あてもなく歩いてみます。
 プロンテラにはない、陽と、土と、葉の混じり合った空気を感じながら。

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Leaf「頭を深々と下げるカプラさんを見習え」
 
 
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Leaf「私の魔法は百発百中だぜ」

 魔法は誰でも必中です。

 

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Leaf「下女さん、その両腕をずっとキープし続けるのって大変そうね」

 服も重そうだし。
 

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Leaf「下女さんのストレスが積もりに積もって、反逆の意志がいずれ燃え上がるな」
 
 
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Leaf「入室者の武装解除なんていらなさそう」
 
 
 
 

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 はてさて。そんなふうに街を見て回るリーフ。いつのまにか外れまで歩ききっていました。
 そして、ぽっかりと洞穴に空いた大きな入り口。それはフェイヨンダンジョンの入り口でした。


 暗い雰囲気と、かがり火。それは、プロンテラ下水にも存在した色合いではありましたが。
 しかしある程度整備された、下水の人工的な視界とはちがって。
 洞穴の中の岩壁はまさに、闇の中から未知の怪物が出現するダンジョンの趣を表しています。


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 はじめて出会う、アンデッドモンスター。それは軽やかに左右の足でステップを踏んでいるのでした。
Leaf「生前はボクシングか、キックボクシングか。なにか、リングの上での格闘技の経験があったに違いない」
 短剣を使った格闘戦を避けて、リーフは遠距離から魔法を使用して、アンデッドに挑むのでした。
 
 
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 超接近戦。
 
  
 
 
 さすがに、都市のすぐ近くのダンジョン。1Fは、駆け出しのリーフでもそこそこやっていける難易度です。
 すこし余裕を持ちながら歩いていると、そこでリーフは見知った人物の影を見つけるのでした。

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Leaf「アカデミーから派遣されたアコライトさん!」
「ちげえよ」

 
 
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「ほらよ。っていうかオマエ、満足にアカデミーの単位とってないよな?」

Leaf「ポリンより先にクマと戦わせるスパルタな学校なんぞ通ってられるか」


 
 
 補助を受けて、リーフは2Fへと進みます。そして。
 
 
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 色違いのコウモリにやられてしまうのでした。
 
 
 
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Leaf「――――下水にしろ、FDにしろ、初心者向けの難易度の場所ではまあやっていけてる」

 これから強くなって初心者を脱出すること。それがいまのリーフの目標です。

 広く広がる緑の風景。葉と木々の匂いと、風に揺れる影たち。
 今日、あたらしく訪れた場所までの、ちいさな、ちいさな冒険を胸にたたんで、しまい込んで。

Leaf「近いうちに、プロンテラから歩いてここに来てやる」

 何回も死んだ悔しさなんてそこにはない、清々しく前を向いた意志を空に向けて。
 
 
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 初心者冒険者は、しばし深緑のなかで。身体と心を休めるのでした。
 
 
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コメント
まっけんじー (URL) 2014-08-05 12:42
いつの間にブログを…!


今後粘着チェックしますね(^ρ^)
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